一橋での最後の授業を、教室で20名を超える対面参加と、オンラインで100名ぐらいの参加者を得て行うことができました。新型コロナの感染者が増大するなか、最終講義はできないのではないかと思っておりましたが、一橋大学経営管理研究科長 田中一弘先生、挽文子先生をはじめ、尾畑ゼミ大学院出身者を中心とした多くのかたのご協力があり、このような最終講義を実現していただきました。ただただ感謝です。
新型コロナの蔓延の中、学外者がキャンパス入構ができないという制限があり、ハイブリッドでの開催となりましたが、オンラインの特性をいかして遠方在住のかた、海外在住のかたも多くご参加いただくことできました。卒業生のみならず学界関係者等、巾広い層のかたにご参加いただきました。
最終講義では、わたくしが35年間の一橋大学の教員生活を通じて目指してきたこと、最近見えてきた将来の方向性についてのお話しすることができました。
最終講義が終わってから2時間ほど懇談の時間を持ちましたが、たいへん楽しいひと時でした。10年ぶり、20年ぶりにお会いするOBのみなさんから、それぞれの場所で活躍していることをお聞きし、とくにゼミでやったことが現在役に立っているというお言葉を多くいただき、教師冥利につきる思いです。
一生の思い出になる最終講義でした。どうもありがとうございました。
最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
尾畑 裕